地震保険：鑑定人には要注意

依頼を受けた鑑定会社の鑑定人が

被害状況を調査して保険会社に

報告するという流れになります。

ちゃんと公平な目で査定してくれ

る鑑定人もいますが否定的な見解

ばかりで「保険金を払わない」と

いう姿勢で鑑定する鑑定人がいる

事も事実です。

地震鑑定するのは【人】 (ond-1.com)

言葉巧みに無責( 0円 ）にしようと

する鑑定人もいるので注意が必要

です。

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【鑑定人あるある】

①「震度３だと対象にならない」

申請をした建物の地域が震度３だった

という理由だけで否定的な観点でしか

鑑定しない鑑定人がいます。

震度測点が震度３を観測しただけの話

で対象外の理由にはなりません。

建物の地盤、構造、築年数で

揺れ方はずいぶん違います。

確かに震度３の地域は震度４の地域に

比べ、被害を受ける可能性は低いと言

えますが震度３でも被害を受けた建物

は実際にあります。

査定基準を満たす被害が一定数確認

できれば、保険金を受け取ることが

出来るのでプロに相談することを

お勧めします。

②「生活に支障が無い範囲の

　　被害なので厳しい・・・」

生活に支障が無いから「対象外」と

言い切る鑑定人はいませんが、対象外

を匂わす前置きみたいな言葉なので注

意が必要です。

重要なのは生活に支障が 有る・無い

ではなく地震保険の査定基準に当て

はまる一定数の被害があるかどうか

です。

実際に一部損と査定され保険金を受け

取っている契約者の殆どが生活には支

障のない範囲の被害です。

注意しましょう。

③「古い損傷なので対象外」

古い傷が数カ所あれば、他に比較的

新しい損傷があっても「全て古い」と

対象外にしてしまう鑑定人がいます

新しい損傷なのか、それとも古い損傷

なのかだと証拠を出せないのは契約者

も保険会社も同じです。

全て古いと判断する根拠を

現地で聞くことが重要です。

クラックが黒ずんで古いと言われるの

は仕方ないですが、そうでない箇所ま

で古いと言われないように具体的に

聞くことをお勧めします。

④ 「払いたくない訳ではない」

公平に鑑定している事をアピールしな

がら「払いたくない訳ではないけど対

象外です」と査定する鑑定人が居ます

対象外の査定を下す鑑定人を悪く言う

つもりはありませんが、対象外の理由

を細かく現地で聞き取ると具体性に欠

ける判断で個人的な見解だった・・・

というケースが多々あります。

（例）

恐らくクラックが基礎まで届いてない

恐らく最近の地震ではない

ココで必要なのが知識と交渉力で冷静

かつ理論的に交渉する事が大切です。

「基礎まで届いている可能性がある」

「最近の地震被害かもしれない」

という事を伝えることが重要です。

前提として覚えておいて頂き

たいことがあります。

損保の利益はいかに多くの保険料収入

を得て、いかに支払い保険金を減らす

かで決まります。

代理店手数料

社員の給料や経費

鑑定人への支払い

色んな支払いがあるなかで積極的に

保険金を支払いしてくれると期待し

無い方が無難です。

申請の知識を得たうえで地震被害の可

能性が高いことを理論立てて鑑定人に

交渉する事をお勧めします。

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【最後に】

色んな構造の建物が存在するなかで

地震保険申請はスムーズに保険金

がおりる時とそうでない時があります

一番、厳しい査定がRC造の建物です

それはなぜか・・・

理由は地震保険がおりた時の支払われ

る保険金が高額だからです。

承認された時の支払われる保険金が

多ければ多いほど厳しい鑑定が待って

いると考えて間違いないでしょう。

RC造の建物の鑑定には鑑定人が2人か

3人できて厳しく査定します。

知識が無いと言われるがままの査定に

納得せざる得ない状況になるでしょう

何でもかんでも鑑定人の見解に異議申

し立てをする訳ではないですが、言い

なりにならないように専門知識のある

プロに依頼される事をお勧めいたしま

す。

弊社は地震被害調査と鑑定立会を

全国対応で行っております。

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建物診断のOND-1 (オンディワン）

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