地震鑑定するのは【人】
- OND-1
- 2023年6月20日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年7月5日
地震保険制度は政府と民間の損害保険
会社が共同で運営する公共性の高い保
険だと言われています。
地震保険では大地震による保険金が巨
額になる可能性があります。
その支払いに備えて保険会社が破綻し
ないように国がバックアップしていま
す。
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【保険金について】
地震保険の保険金を請求する際に前提
として覚えておきたいのが損害の程度
に応じた保険金ルールです。
全損・大半損・小半損・一部損
4つに分類し保険金として、そのラン
クによって支払われる割合が違います
全損➡保険金額の100%
(ただし時価を限度とします。)
半損➡保険金額の60%
(ただし時価を限度とします。)
小半損➡保険金額の30%
(ただし時価を限度とします。)
一部損➡保険金額の5%
(ただし時価を限度とします。)
※どこのランクに該当するか鑑定人が
査定します
(例)
建物の保険金額1,000万円の場合
一部損 50万円
小半損 300万円
大半損 600万円
全損 1,000万円
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【請求対象となるもの】
地震保険は全ての災害が保険金支払い
の対象になるものではないです。
地震・津波・噴火などによって被害を
受けた場合に限られます。
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【地震保険申請の流れ】
契約者から保険会社の事故受付センター
へ連絡・事故受付※ご家族でもOK
↓
被害状況確認のため鑑定日の日程を
契約者に相談し調整
↓
鑑定人が現地で被害確認
※鑑定立会必須
↓
鑑定人が調査結果して損害査定
↓
保険金額を契約者に連絡
※対象外の可能性有
↓
保険金の支払い
建物に損傷が見られても全てが保険金
の支払いの対象になるとは限りません
建物の構造によって対象となる箇所が
違いますし被害の度合いも測定されま
す。
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【重要なポイント】
制度や査定項目などはしっかり決めら
れてはいるのですが査定するのは機械
ではなく【人】です。
当たり前ですが完ぺきではありません
天候が悪かったり被害個所によって
【見落とし】があるかもしれません
何が言いたいかというと
鑑定人の査定は100%間違いないと
決めつけないということです。
その仕事に精通しているから常に正し
いというわけではありません。
じゃあ どうするか
保険申請に関して専門知識のあるプロ
に鑑定交渉に立会ってもらうことが
いいと弊社は考えております。
鑑定人はあくまで客観的な目線で公平
に鑑定することが前提にありますが、
全てそのような鑑定人ではありません
否定的な見解ばかりで保険金を払わな
いと感じる鑑定人も実際にいます。
前提として地震保険の場合は大きな地
震でない限り必ず現地確認が行われる
と考えて良いと思います。
その際の鑑定査定によって結果がほぼ
決まるにも関わらず「帰って写真をみ
て判断します」とその場では見解さえ
も全く言ってくれない鑑定人もいます
しかし
よく考えてみてください。
写真じゃ把握しきれないし、実際に現
地に行かないとわからないから現地で
の鑑定が行われているんです。
写真だけでわかるなら写真申請で鑑定
立会はそもそも必要ないという事にな
ります。
矛盾点はその場でしっかり聞くべきで
す。どういう意図で持ち帰るのか…
鑑定人の経験上どういう見解なのかを
専門知識のない方ですと鑑定人の言わ
れるがままで保険金を受け取れない人
もいます。
少しでもご契約者様が適正な査定基準
のもと保険金が受け取れるよう弊社が
サポート致します!
調査から鑑定立会の交渉までご契約者
様に代わりサポート致します。
建物診断のOND-1 (オンディワン)
担当オンダ 0120-514-482
年中無休 9:00~22:00

(地震保険申請で去年と今年 二度目 一部損として承認されました)
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